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トピックス
生成AIを活用した企業課題解決プログラム「DDASH AX Challenge」を実施しました
2026年10月6日 更新
本学は、生成AIを活用した企業課題解決プログラム「DDASH AX Challenge」を、2026年9月12日から9月26日にかけてオンラインで実施しました(フィールドワークは現地で実施)。本プログラムは、企業から提示された実際の課題に対し、学生がチームで調査・分析を行い、解決策の提案からプロトタイプの制作・発表まで主体的に取り組む、正課外の企業連携型PBL(課題解決型学習)です。参加者間の連絡や情報共有には、コミュニティプラットフォーム「Commune」も活用しました。あらかじめ結成したチームで参加できるほか、個人での参加者を対象としたチームマッチングも行い、学部・学年を越えて集まったメンバーが、それぞれの知識や視点を持ち寄って課題解決に挑みました。
本プログラムの特長は、トヨタユナイテッド奈良株式会社が抱える実際の経営課題にゼロから向き合う点にあります。参加学生は、企業から提示されたテーマに基づいて仮説を立てるだけでなく、実際に企業の現場へ足を運ぶフィールドワークを通じて一次情報に触れ、その学びをもとに解決策のアイデアからプロトタイプ制作までを一気通貫で経験しました。また、アイデアの検討やプロトタイプ制作に必要な生成AIの活用方法を、あわせて学べる点も特長です。
本プログラムの特長は、トヨタユナイテッド奈良株式会社が抱える実際の経営課題にゼロから向き合う点にあります。参加学生は、企業から提示されたテーマに基づいて仮説を立てるだけでなく、実際に企業の現場へ足を運ぶフィールドワークを通じて一次情報に触れ、その学びをもとに解決策のアイデアからプロトタイプ制作までを一気通貫で経験しました。また、アイデアの検討やプロトタイプ制作に必要な生成AIの活用方法を、あわせて学べる点も特長です。
DAY1 企業課題の提示とAI活用の基礎を学ぶ
DAY1 企業課題の提示とAI活用の基礎を学ぶ
9月12日のDAY1では、トヨタユナイテッド奈良株式会社より「人と人とをつなぐDX」というテーマが提示されました。同社は店舗数・従業員数ともに規模の大きい組織であり、本部と店舗、部署間、職種間でのコミュニケーションのあり方に課題意識を持っています。学生たちはこの実在の経営課題を出発点として、以降のプログラムに取り組みました。
続いて、まほろば創研株式会社の小森一輝氏(代表取締役)を講師に迎え、生成AIを実務でどう活用していくかを学ぶワークショップを実施しました。企業での生成AI活用事例が紹介されたほか、実際に生成AIへプロンプトを入力しながら回答の違いを体感するハンズオンも行いました。さらに、新規事業を組み立てる際の基本的な思考プロセスについてもレクチャーが行われ、学生たちは個人ワーク・グループワークを通じてアイデアの種を形にしていきました。
フィールドワーク 現場に足を運び、一次情報に触れる
フィールドワーク 現場に足を運び、一次情報に触れる
9月15日には希望する学生を対象に、トヨタユナイテッド奈良株式会社の店舗・本部へのフィールドワークを実施しました。資料や説明だけでは見えてこない現場の実情を自分の目で確かめ、担当者への聞き取りを通じて、社内での情報の伝わり方や、部署・職種を越えた連携の難しさといった、現場ならではの解像度の高い課題感を得る機会となりました。
なお、フィールドワークに参加しなかった学生にも現場の空気感やヒアリング内容が伝わるよう、当日の様子を動画で記録し、Commune上で共有しました。
DAY2 生成AIでプロトタイプを作る
DAY2 生成AIでプロトタイプを作る
9月19日のDAY2では、まほろば創研株式会社の吉江守弘氏(CTO)を講師に迎え、生成AIを活用したプロトタイプ制作のレクチャーとハンズオンを実施しました。プロトタイプを「完成品ではなく、アイデアを確かめるための試作」と捉え、小さく作って検証する重要性を事例とともに学びました。ハンズオンでは、Gemini Canvasを使ってサービス紹介ページやアプリ画面を作成し、日本語の指示による修正、複数画面の操作フローやデザイン案の作成、URLでの共有までを体験しました。あわせてGitHub Copilotも紹介されました。AIの出力を検証すること、独自性を意識すること、公開範囲に注意することなどの留意点を学び、DAY3に向けて各チームのアイデアを形にしました。
DAY3 成果発表会
DAY3 成果発表会
9月26日のDAY3では、全日程を完走した6チーム・14名の学生が、それぞれのソリューション提案を発表しました。社内ニュースの発信力を高める仕組み、現場のナレッジや商談ノウハウを蓄積・共有する仕組み、音声入力を活用した現場負担の軽減、感謝や気づきを起点としたコミュニケーション設計など、テーマである「人と人とをつなぐDX」に対し、多様な切り口からの提案がなされました。
審査は、「顧客ペインの深さ」「市場規模・インパクトと横展開可能性」「実現可能性」「成果物の完成度」の4つの評価基準に基づき行われました。
最優秀賞:「つながりマップ」 (チームちいかわ)
経済学部 廣中 舜祐
経済学部 西村 智
スポーツ健康科学部 大坪 実由
経済学部 西村 智
スポーツ健康科学部 大坪 実由
社内情報の散逸や、フリーアドレス制による同僚の状況把握の難しさを解決するため、「共有タスク」「座席マップ」「業務改善報告」を統合したアプリケーションを提案しました。業務効率化と社員交流を両立するUI/UX設計に加え、生成AIを活用して短期間でプロトタイプを構築した開発力が評価され、最優秀賞に選ばれました。
優秀賞:「商談ライブ研究会」 (チーム山口)
優秀賞:「商談ライブ研究会」 (チーム山口)
社会学部 矢田部 碧衣
文化情報学部 石山 海翔
文化情報学部 石山 海翔
若手営業担当者の判断支援と、ベテラン社員のノウハウ継承を目的に、AIが相談相手をマッチングし、対話内容を「ナレッジカード」として全社共有する仕組みを提案しました。AIを人同士の対話を支える役割に限定し、経験を人から人へ継承する設計が評価され、優秀賞に選ばれました。
DDASH AXチャレンジ賞: 「6Mpathy」 (チーム甘党)
DDASH AXチャレンジ賞: 「6Mpathy」 (チーム甘党)
経済学部 川西 陽菜
文化情報学部 孫 百合
理工学部 小林 大輝
文化情報学部 孫 百合
理工学部 小林 大輝
組織内コミュニケーションの課題に対し、個人(Micro)・小中規模(Meso)・組織全体(Macro)の各段階を、Memo・Message・Meshの3機能で支える「6M」の考え方に基づき、サービス「6Mpathy」を提案しました。AIが接点の少ない社員同士をつなぐ「ボトルメール」など、人の感情や考えを尊重しながら発信と交流を促す設計が評価され、DDASH AXチャレンジ賞に選ばれました。
今後に向けて
今後に向けて
実在する企業課題への挑戦や現場での対話、生成AIを活用したプロトタイプ制作を通して、学生たちは教室だけでは得られない実践的な学びを重ね、自らのアイデアを社会につながる形へと発展させました。
全学共通教養教育センターでは、本プログラムのほか、ハッカソン「DDASH Hacks」など、学部・学年を越えて学生が集い、社会の課題に挑戦できる実践の機会を提供しています。今後も企業をはじめとする学外組織と連携しながら、こうした機会をさらに広げ、より多くの学生が一歩を踏み出せる場をつくってまいります。
全学共通教養教育センターでは、本プログラムのほか、ハッカソン「DDASH Hacks」など、学部・学年を越えて学生が集い、社会の課題に挑戦できる実践の機会を提供しています。今後も企業をはじめとする学外組織と連携しながら、こうした機会をさらに広げ、より多くの学生が一歩を踏み出せる場をつくってまいります。
実施体制
実施体制
本プログラムは、本学が主催し、まほろば創研株式会社が企画・運営を担いました。また、トヨタユナイテッド奈良株式会社には、協賛に加え、企業課題の提示、フィールドワークの受け入れ、成果発表会での審査などにご協力いただきました。
| お問い合わせ |
全学共通教養教育センター事務室 TEL:075-251-3326
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