学びのかたちの新展開
全学共通教養教育センターでは、伝統的な授業科目に加えて、感性を磨き、創造性を高めて新たな価値を作り出すプロセスを学ぶ科目や、ますます複雑化し先行きが不透明な時代を切り拓く力を養うことを目的とした科目を開講しています。ここでは、特色のある科目を紹介します。
「同志社の良心とダイバーシティ」
-性の多様性・ジェンダー平等・多文化共生・障がい者支援-
- 同志社科目
- 秋学期:ネット配信授業(オンデマンド型)
「同志社の良心とダイバーシティ」は、主に性の多様性、ジェンダー平等、多文化共生、障がい者支援を取り上げ、それらの現状を学び、なぜそれらの理解が重要かについて議論します。授業を通して、多様な生き方、多様な価値観を尊重し、他者の立場に立って考えることができる人物の育成をめざします。
授業は秋学期に開講し、曜日・講時を指定しないネット配信授業(オンデマンド型)にて実施します。
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「アントレプレナーシップ論」
-起業に必要な知識を実践的に学ぶ-
- キャリア形成支援科目
- 春学期:京田辺・今出川両校地開講 ※今出川校地の映像を京田辺校地に遠隔講義システムを使い配信
学部2年次生以上対象
「アントレプレナーシップ論」は、東京と米国シリコンバレーに拠点をおくベンチャーキャピタルDNX Venturesから講師陣をむかえ、上場を果たす等の目覚ましい活躍をしている著名な起業家を招聘し、起業の意義や方法論について学ぶ科目です。 企業に入社して働く道だけでなく、革新的な企業を設立して社会に貢献する道もあり、大学生の時に起業という選択肢を理解しておくことは、その後のビジネスパーソンとしての選択肢を広げ、また、企業はどのように設立され、どのように運営されているのかという知識を得ておくだけでも、企業で働く上でも有益です。
「京都科目-クリエイティブ伝統産業と文化イノベーション」
-京都に位置する大学ならではの体験を重視した科目-
- クリエイティブ・ジャパン科目 ※2017年度以前生は「国際教養科目」
- 春学期:今出川校地開講
学部2年次生以上対象
京都のクリエイティブな伝統産業が生み出す文化のイノベーションに焦点をあて、そのメカニズムとそれが経済やビジネスに与える影響を考察します。授業は講義に加えて、伝統産業の経営者や職人とのディスカッション、伝統産業の工房や寺社などの文化イノベーションの現場におけるフィールドワーク、学生間での密なディスカッションなどを織り交ぜて進められます。
少人数で、変貌を遂げつつある京都の伝統産業の姿を講義と体験を通じて理解することができる、京都に位置する大学ならではの豊かな学びを体験することができます。
「キャリア形成とインターンシップ」1クラス、51クラス
-オンキャンパスで初めて体験するインターンシップ-
- キャリア形成支援科目
- 春学期集中:京田辺・今出川校地開講(ネット配信授業)
「オンキャンパスで初めて体験するインターンシップ」をコンセプトに、企業によるインターンシップと、事前・事後講座をすべてオンライン授業(リアルタイム配信)として実施します。本科目では、インターンシップを就職活動と直接結びつけてとらえるのでなく、就業体験を通じて早くから自身のキャリアを展望し、課題に気づき、その解決に向けてこれから大学で何を学ぶのかを考える機会にしてもらいたいと考えています。科目担当者には大学教員のほかに企業関係者やキャリアコンサルタントの資格を有する教員を迎え、きめ細かい指導を行います。
※「キャリア形成とインターンシップ」201クラスは、大学コンソーシアム京都が実施するクラスであり、上記内容とは異なります。201クラスの内容は、キャリアセンターHPをご覧ください(本学のユーザID、パスワードが必要です)。
「サイバーセキュリティ入門」
-「プラス・セキュリティ」人材養成講座-
- 自然・人間科学系科目
- 秋学期:ネット配信授業(オンデマンド型)
本科目では,情報セキュリティに関する基本的知識の習得に加えて,実務家教員を交えて,情報セキュリティマネジメントの最新の動向も踏まえながら,「プラス・セキュリティ」人材の素地を作ることを目的とした科目です.
授業は秋学期に開講し、曜日・講時を指定しないネット配信授業(オンデマンド型)にて実施します。
「SDGsで考える社会課題とキャリア形成」
-日本経済新聞社との連携科目-
- キャリア形成支援科目
- 春学期:京田辺・今出川校地開講(ネット配信授業)
国連が定めた「持続可能な開発目標(SDGs)」は、人々の暮らしやビジネス、政治など、人間の社会活動のあらゆる面で行動の方向性に影響を与える理念となりつつあります。
本科目では、SDGsの基本理念や導入の経緯を理解し、今後の社会のあり方にどのような影響を及ぼしうるのかを学びます。また、企業や、NGO・NPO、政府・自治体等による課題解決のための様々な取組例を通じて、自身の専門性を活かした社会課題との係わり方を考え、その後の大学での学びにつなげることを目的としています。授業は、日本経済新聞社の協力の下、SDGsに詳しいベテラン記者がリレー形式で担当します。
※動画での紹介内容は2021年度のものです。2023年度の実際の授業内容は、必ずシラバスで確認してください。 |
「メガトレンドを読む」
-日本経済新聞社との連携科目-
- キャリア形成支援科目
- 秋学期:ネット配信授業(オンデマンド型)
30年後の世界を見据え、国際政治、世界経済、人口・環境問題、産業構造、働き方など様々な分野から、世界と日本に今後起こりうる、巨大な社会変容の潮流(メガトレンド)について解説します。授業は、日本経済新聞社の協力の下、各分野を長く担当してきたベテランの記者がリレー方式で解説します。
メガトレンドは、社会に大きな課題を突き付ける一方で、大きなチャンスをもたらします。新たなビジネスを生み出すことにも注目し、「課題解決」にとどまらず、イノベーション創出に必要な「課題を設定し、発見する力」をも養ってもらいたいと思います。
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