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グローバル・リベラルアーツ副専攻とは

学習歴のデジタル証明である「オープンバッジ」の情報を公開しました。(2023年12月7日更新)

同志社大学では、「良心と進取の気性に溢れ、グローバル化する世界で新たな価値を創造できる人物」を養成することを目的として、「グローバル・リベラルアーツ副専攻」を設置しています。

  グローバル・リベラルアーツ副専攻の説明動画 を公開しています。

グローバル・リベラルアーツ副専攻リーフレット

  画像をクリックするとグローバル・リベラルアーツ副専攻リーフレット[PDF 810KB] をご覧いただけます。

グローバル・リベラルアーツ副専攻 受講生の声リーフレット

  画像をクリックするとグローバル・リベラルアーツ副専攻を履修された受講生の声[PDF 772KB] をご覧いただけます。

1.すべての学部の学生が受講できる

「グローバル・リベラルアーツ副専攻」は、2016年度以降に入学したすべての学部の受講を希望する学生を対象にしています。所属学部・学科の専門科目とは別に、全学共通教養教育科目を定められた要件に沿って履修してください。

2.グローバル・リベラルアーツ副専攻英語開講科目

授業は英語、少人数で留学生とともに学ぶ対話型授業

国際教養教育院が提供する幅広い学問分野の科目と日本の伝統・文化に関する科目を「グローバル・リベラルアーツ副専攻英語開講科目」として開講しています。これらの科目は英語で授業を行い、そのほとんどを25名程度の少人数クラス、言語や文化の異なる学生同士がともに学ぶクラスとして編成します。事前学習を徹底し、グループワーク、ディスカッション中心の対話型授業を行うことで、柔軟な思考力と異なる文化や多様な価値観をもつ人々と協働する力を身に付けることができます。
副専攻の英語開講科目には、アーモスト大学をはじめ、ハーバード大学やスタンフォード大学など、アメリカの名門大学からの留学生とともに学ぶ科目もあります。

外国人教員または海外の大学で学位を取得した教員が担当

「グローバル・リベラルアーツ副専攻英語開講科目」は、原則、外国人教員または海外の大学で学位を取得した教員が担当します。

海外留学のための準備、帰国後のフォローアップに

同志社大学には外国協定大学派遣留学生制度があり、37カ国(地域)175大学(2023年12月現在)に半年間または1年間留学することが可能です。
海外留学のための準備、帰国後のフォローアップに「グローバル・リベラルアーツ副専攻英語開講科目」を受講すると効果的です。

副専攻英語開講科目は、1科目のみでも受講できる

「グローバル・リベラルアーツ副専攻英語開講科目」は、1科目のみでも受講することができます。したがって副専攻の修了を目標にしていない場合でも、科目内容への関心に応じ、1科目からチャレンジすることができます。

3.広い視野と多元的な思考力の養成

「グローバル・リベラルアーツ副専攻」では、英語で授業を行う科目に加えて、キリスト教についての理解を深める科目など、全学共通教養教育科目を日本語で幅広く履修します。自分の専攻分野とは異なるさまざまな学問分野を学ぶことによって、広い視野をもって多元的に物事を思考する力を養います。

4.修了要件

副専攻を修了するためには、卒業時に次の要件をすべて満たす必要があります。

  1. ① 「国際教養科目」及び「クリエイティブ・ジャパン科目」のうち、「グローバル・リベラルアーツ副専攻英語開講科目」から8単位以上修得すること。
  2. ② 「同志社科目群」から4単位以上修得すること。
  3. ③ 「人文科学系科目」、「社会科学系科目」、「自然・人間科学系科目」からそれぞれ2単位以上、計6単位以上修得すること。
  4. ④ 「キャリア形成支援科目」、「グローバル・リベラルアーツ副専攻英語開講科目」以外の「国際教養科目」、「グローバル・リベラルアーツ副専攻英語開講科目」以外の「クリエイティブ・ジャパン科目」、「複合領域科目」、「プロジェクト科目」、「保健体育科目」の中から2単位以上修得すること。
  5. ⑤ 本学入学以降に受験した以下のいずれかの試験で、定められたスコアを得ていること。
試験名 スコア
TOEFL ITPⓇテスト 550以上
(2020年4月以降のスコアは本学実施のもののみ可。)
TOEFL iBTⓇテスト
(TOEFL iBTⓇHome Edition テストも可。)
79以上
(「Test Date スコア」のみ可。「MyBest™スコア」は認めない。)
TOEFLⓇEssentials™ テスト Overall band score 8.5以上
(「Test Date スコア」のみ可。「MyBest ™スコア」は認めない。)
TOEICⓇLISTENING AND READING テスト
(TOEICⓇLISTENING AND READING テスト (IP)も可。TOEICⓇLISTENING AND READINGテスト (IP(オンライン))は不可。)
730以上
IELTS
(IELTS ペーパー版、IELTS コンピューター版(旧CD IELTS)、IELTSオンライン版、IELTS for UKVIいずれも可。)
Overall band score 6.0以上
(「One Skill Retakeスコア」は認めない。)

TOEFL、TOEFL iBT、TOEFL ITP、TOEICはエデュケーショナル・テスティング・サービス(ETS)の登録商標です。

  • ※ 「 宗教学(1)」「宗教学(2)」は、②の同志社科目群または③の人文科学系科目のいずれか一方の科目として、算入すること。
  • ※ 免許・資格の取得に必要な科目のうち、科目登録時に「M」を付けて登録した科目は、「グローバル・リベラルアーツ副専攻」の単位として認められない。
  • ※ 自由科目は「グローバル・リベラルアーツ副専攻」の単位として認められない。

5.科目登録

通常の手続きどおり、先行登録(科目による)、科目登録等を行ってください。先行登録が必要な科目及び手続き方法については、所属する学部の登録要領で確認してください。

6.副専攻修了申請及び副専攻履修証明書

「グローバル・リベラルアーツ副専攻」を修了するためには、卒業年次の定められた期間に副専攻修了申請を行う必要があります。副専攻修了申請をしていない者は、副専攻を修了することができません。申請手続きの詳細や修了申請の受付期間等は、3年次の秋学期中にグローバル・リベラルアーツ副専攻修了申請要領でお知らせしますので、確認してください。
副専攻修了申請を行い、副専攻修了見込となった場合、「修了見込」の文言が記載された副専攻履修証明書の発行が可能になります。また、副専攻修了申請を行い、卒業時に修了に必要な要件をすべて満たした場合、「修了」の文言が記載された副専攻履修証明書の発行が可能になります。
なお、副専攻修了申請には、上記4.修了要件⑤を満たすスコアの提出が必要になります。
※早期卒業予定者について、申請手続きの詳細をグローバル・リベラルアーツ副専攻修了申請要領で2年次の秋学期中にお知らせする予定です。確認のうえ、定められた期間中に申請を行ってください。なお、早期卒業予定者には、「修了見込」の副専攻履修証明書は発行されません。

7.学習歴のデジタル証明「オープンバッジ」

副専攻修了申請を行い、プログラムの必要単位を満たせば、学習歴のデジタル証明である「オープンバッジ」を希望者に発行します。

オープンバッジ
  • オープンバッジの発行を希望する場合は「グローバル・リベラルアーツ副専攻」修了申請書の発行希望確認欄に記入して申請してください。発行希望の申請にあたっては大学発行以外のメールアドレスが必要です。
  • 「副専攻の必要単位を満たし、かつ、発行希望申請をした学生を対象に、各学期の成績通知日から3営業日以内に発行作業を行います。オープンバッジの受領手順は申請時に記入したメールアドレスに案内します。

一般財団法人オープンバッジ・ネットワークHP

オープンバッジウォレットのご利用ガイドならびに受領方法等を説明した動画

8.注意事項

  • 修得した単位の卒業要件等、カリキュラム上の取扱いについては、所属する学部の履修要項で確認してください。
  • 「グローバル・リベラルアーツ副専攻」は、副専攻完修希望者に科目受講を保証するものではありません。クラス定員、時間割などの都合により、受講できない場合があります。
  • 「グローバル・リベラルアーツ副専攻」については、修了申請状況をDUETから確認することはできません。各自で記録し、管理してください。

グローバル・リベラルアーツ副専攻英語開講科目

英語レベルの詳細については、グローバル・リベラルアーツ副専攻英語開講科目 英語レベル[PDF 202KB]やシラバスを確認してください。

科目区分  配当
年次
科目名 単位 英語
レベル
国際教養
科目
<海外フィールドワーク>
1~  Mid-college “Be Strong” Program 4  
<入門・導入>
1~  Introduction to Japanese Culture in the Global Context 2 L0 
1~  Introduction to Japanese Society in the Global Context 2 L0 
1~  Introduction to the Nature of Japan and Asia in the Global Context 2 L0 
<応用・発展>
2~  Humanities and Global Issues 2 L2 
2~  Social Sciences and Global Issues 2 L2 
2~  Natural Sciences and Global Issues 2 L2 
<各論・展開>
1~  Japan in Modern World History 2 L2 
1~  International Relations in the Postwar Era 2 L2 
1~  Issues in Japanese Culture 2 L2 
1~  Democracy and Politics : A Comparative Perspective 2 L2 
1~  Education in the Age of Globalization 2 L2 
1~  Issues in Intercultural Communication 2 L1 
1~  Economy and Business in the Global Context 1 2 L2 
1~  Economy and Business in the Global Context 2 2 L2 
1~  Principles of Economics 2 L2 
1~  Environmental Economics and Sustainability 2 L2 
1~  Critical Social Issues in Contemporary Japan 1 2 L2 
1~  Critical Social Issues in Contemporary Japan 2 2 L2 
1~  The Divisions of Identity in Society 2 L2 
1~  Statistics for the Social Sciences and Humanities 2 L2 
1~  Introduction to Computer Science and Information Technology 2 L1 
1~  Human Science in the Global Age 2 L2 
1~  Introduction to Quantitative Data Analysis 2 L2 
1~  Conservation of Japanese Nature and Environment 2 L2 
1~  Mathematics and its History 2 L1 
1~  Science of Natural Disasters 2 L2 
1~  Advanced Seminar 1 2 L3 
1~  Advanced Seminar 2 2 L3 
1~  Advanced Seminar 3 2 L3 
クリエイティブ・ジャパン
科目
1~  Japanese Thought and Religion 1 2 L1 
1~  Japanese Thought and Religion 2 2 L1 
1~  Tradition and Art in Japan 1 2 L1 
1~  Tradition and Art in Japan 2 2 L1 
1~  Japan Today 1 2 L1 
1~  Japan Today 2 2 L1 
国際教養
科目
<外国協定大学科目>
1~*①  スタンフォード大学科目 2  
1~*②  AKP科目 2  
1~*②  KCJS科目 2  

 英語力がTOEFL ITPⓇテスト500のレベルに達していない者は、L0、L1から履修することをすすめます。

*① 「スタンフォード大学科目」の授業期間は、AUTUMN QUARTERが9月下旬~12月中旬、SPRING QUARTERが4月上旬~6月中旬である。配当年次はAUTUMN QUARTERのクラスが1年次生から、SPRING QUARTERのクラスが2年次生からである。

*② 「AKP科目」「KCJS科目」の授業期間は、FALL SEMESTERが9月上旬~12月中旬、 SPRING SEMESTERが1月中旬~4月中旬である。配当年次はFALL SEMESTERのクラスが1年次生から、SPRING SEMESTERのクラスが2年次生からである。SPRING SEMESTERのクラスは、すべて次年度春学期科目の扱いになるため、配当年次は2年次生になるが、授業は前年度1月上旬から開始されるので注意すること。したがって、授業開始年度に卒業予定の学生は履修できない。

スタンフォード大学科目

「スタンフォード日本センター」が同志社大学で実施している、スタンフォード大学の学部生が履修する日本留学プログラムの講義を受講する科目です。
講義は英語で行われ、内容は日本の技術分野に関するものから日本政治、経済、宗教、文化まで幅広く網羅されています。
この講義では、スタンフォード大学の学生と同様の課題が課せられ、講義への積極的な参加が求められます。

AKP科目

Associated Kyoto Program(AKP)は、アーモスト大学をはじめとするアメリカを代表する13の名門リベラルアーツ・カレッジ(アーモスト大学、ベイツ大学、バックネル大学、カールトン大学、コルビー大学、コネチカット大学、マウントホリヨーク大学、オーバリン大学、ポモナ大学、スミス大学、ウェズリアン大学、ウィットマン大学、ウィリアムズ大学)が日本語や日本文化などの日本学教育を目的とし、同志社大学に設置した「AKP同志社留学生センター」が提供する海外留学プログラムです。
「AKP科目」はAKPプログラムの英語による講義をAKP学生とともに受講する科目です。
この講義では、AKP学生と同様の課題が課せられ、講義への積極的な参加が求められます。

KCJS科目

Kyoto Consortium for Japanese Studies(KCJS)は1989年に京都市内に設立された機関で、米国の学生に1年間の海外留学プログラムを提供しています。このプログラムにはアメリカの13の名門総合大学(ボストン大学、ブラウン大学、シカゴ大学、コロンビア大学(バーナードカレッジを含む)、コーネル大学、エモリー大学、ハーバード大学、ペンシルベニア大学、プリンストン大学、スタンフォード大学、ワシントン大学(セントルイス)、イエール大学、バージニア大学)が参加しており、京都の歴史的・文化的な資産を生かして、高度な教育環境を提供し、日本研究を志す米国の大学生と知的で文化的な交流がすすめられています。
「KCJS科目」はKCJSプログラムの英語による講義をKCJS学生とともに受講する科目です。
この講義では、KCJS学生と同様の課題が課せられ、講義への積極的な参加が求められます。

同志社英語集中プログラム

「グローバル・リベラルアーツ副専攻英語開講科目」を受講し、海外留学を実現できるよう、Speaking、Listening、Reading、Writingのスキル向上と英語によるアカデミックスキルの習得を目指す「同志社英語集中プログラム」を開設しています。副専攻の英語開講科目を履修する上で、英語力に自信がない場合は、このプログラムを受講することをおすすめします。

1.プログラムの構成

同志社英語集中プログラムは、次の正課科目と課外講座から構成されています。

科目区分  配当年次 科目名 単位
外国語
教育科目
2~  English for Professional Purposes 1
2~  English for Professional Purposes 2
2~  English for Academic Purposes 1
2~  English for Academic Purposes 2
1~  Study Abroad Preparation(TOEFL TEST)1
1~  Study Abroad Preparation(TOEFL TEST)2
1~  Study Abroad Preparation(IELTS)1
1~  Study Abroad Preparation(IELTS)2
課外講座
  TOEFL ITP®テスト対策講座 ほか

2.科目内容

「English for Professional Purposes 1」、「 English for Professional Purposes 2」

高度な批判的思考力を伴う、国内外を問わず英語を職業として使う領域で求められる英語コミュニケーション能力・文章読解力・文章記述力を兼ね備えた学習者・職業人・企業家の育成を目的とした科目となり、リーディング、ライティング、プレゼンテーションにフォーカスした授業を行います。

「English for Academic Purposes 1」、「 English for Academic Purposes 2」

高度な批判的思考力を伴うアカデミックな領域で求められる英語コミュニケーション能力(アカデミック・プレセンテーションやディスカッション)・文章読解力(論文)・文章記述力(論文)を兼ね備えた「自律し、成長し続ける学習者・研究者」の育成を目的とした科目となり、リーディング、ライティング、プレゼンテーションにフォーカスした授業を行います。英語のコミュニケーション能力の向上はもちろんのこと、論文の記述力、読解力に重点を置いた科目となっています。

「Study Abroad Preparation(TOEFL TEST)1 」、「Study Abroad Preparation(TOEFL TEST)2 」、「Study Abroad Preparation(IELTS)1」、「 Study Abroad Preparation(IELTS)2」

TOEFLテストやIELTSといった留学に必要なテストのスコアアップとともに、留学先での学習シミュレーションを通して、4技能の英語力の向上を目指した科目となっています。

3.課外講座について

講座の内容や申込み方法は、国際課ホームページ内、「語学テスト、語学テスト対策講座」を確認してください。
なお、受講には受講料の納入が必要になります。

4.注意事項

  • 上記の科目をすべて履修する必要はありません。自らの英語力に応じ、十分な履修計画を立てて、受講してください。
  • 「同志社英語集中プログラム」を受講しなくても、「グローバル・リベラルアーツ副専攻英語開講科目」を受講することはできます。ただし、副専攻英語開講科目を受講する上で、英語力が十分でない場合は、このプログラムの受講を強くすすめます。
  • いずれの科目も受講に必要な英語レベルが定められています。詳細は、登録要領やシラバスを確認してください。
  • 先行登録の方法については、所属する学部の登録要領で確認してください。
  • 各科目の卒業要件等、カリキュラム上の取扱いについては、所属する学部の履修要項で確認してください。
グローバル・リベラルアーツ副専攻とは
グローバル・リベラルアーツ副専攻修了申請要領